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九州交響楽団 第289回定期演奏会

指揮:秋山 和慶
チェロ:ルートヴィヒ・クヴァント
バリトン:青山 貴
合唱:九響合唱団、大阪フィルハーモニー合唱団

スメタナ:連作交響詩「わが祖国」~交響詩「ボヘミアの森と草原より」
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 作品104
ウォルトン:オラトリオ「ベルシャザールの饗宴」

来年度の定期演奏会で演奏される「わが祖国」の予告とも言える「ボヘミアの森と草原より」、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・チェリストであるルートヴィヒ・クヴァント氏をソロに迎えてのドヴォルザークのチェロ協奏曲、そして20世紀を代表する曲の一つであるウォルトンのオラトリオ「ベルシャザールの饗宴」と、なんとも豪華なプログラムでしたが、今回の九響はとてつもなく燃えていました。

「ボヘミアの森と草原より」の冒頭から朗々と、客席に向かって音が大波のように向かって来るかのような豊かな音に一瞬に引き込まれ、今日は何か違うなと感じました。その後も表情豊かにボヘミアの美しい情景が展開され、来年度の「わが祖国」全曲演奏を期待する好演でした。

そしてクヴァント氏を迎えてのドヴォルザークのチェロ協奏曲、協奏曲とは名ばかりで、チェロのソロを伴った交響曲と言っていいくらいオケが雄弁ですけど、その雄弁なオケと同等に渡ってゆくソロは圧巻でした。しかし2楽章と3楽章後半でのチェロと独奏ヴァイオリンや木管との対話のなんと繊細なことか!切なく、甘くさえある対話は聴いている内に哀しささえ感じるほどでした。アンコールに演奏されたバッハの無伴奏チェロ組曲第6番のサラバンドも、一音一音踏みしめるような演奏がホール全体を暖かく、優しく包み込むようで例えようのない充足感を感じました。

そしていよいよ「ベルシャザールの饗宴」、二組のバンダ(それぞれトランペット3、トロンボーン3、テューバ)まで揃えた大規模なオケと合唱は見るだけでも壮観でしたが、演奏も壮大かつ雄弁、大スペクタクルが展開されました。旧約聖書の中にあるバビロンの王、ベルシャザールの物語に基づき、バビロン捕囚の憂き目にあったユダヤの民の嘆きと怒り、バビロンと王ベルシャザールの栄華と偉容、その中での瀆神行為、その報いとしての滅びの預言と王の死、バビロン崩壊を喜ぶユダヤの民とそれを嘆く声が入り交じった壮大なフィナーレと聴き所に満ちていますが、合唱の多彩な表現は素晴らしく、それらの情景を歌い上げるバリトンのソロは、荒野にあって民を導く預言者の姿そのもののように感じました。特に壁に人の手が現れ、滅びの預言の言葉「メネ・メネ・テケル・ウパルシン」が書かれ、預言が成就してベルシャザール王が死ぬ場面の不気味な静けさ等は本当にぞっとするほどでした。

来年度も魅力的なプログラムを組んできているし、今後も九響の活躍には大いに期待しています。
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