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九州交響楽団 第286回定期演奏会(7月18日)

指揮:井上道義
ピアノ:野平一郎
オンド・マルトノ:原田節

原田節:オンド・マルトノとオーケストラのための「薄暮、光ゆたふ時」
メシアン:トゥランガリラ交響曲

ついにこの日が来ました(笑)

20世紀のクラシック音楽の中でも特に輝かしいこの曲を実際に聴けるなんて夢にも思ってなかったので、今年度のプログラムが発表されたときは本当に驚いたものですけど、ホールに入ってみて、ホール全体にいろんな楽器が配置されているのを見ると「おぉ~」とうなりました(もちろん心の中で・・・笑)。プログラムによると、指揮の井上道義氏のアイディアでオケの配置が変更されていてそれも興味ありましたが、やはり前列に陣取っていたオンド・マルトノに興味惹かれました。コンサート前には原田節氏によるオンド・マルトノの紹介があり、大変興味深い話を聞けました。

前半はその原田氏の「薄暮、光ゆたふ時」、冒頭のチェレスタとオンド・マルトノの対話からぐっと引き込まれ、その後のオケとの対話、魅力的なソロと十分に楽しめました。明確な輪郭がなく、色の濃淡がそのまま光と影に変容している印象派の絵画を想起するに十分でしたが、豊かな音が紡ぎ出す音楽は、例えるならどこかの地方都市の夕暮れ-鳥の鳴き声や風の音、風が木々を揺らす音に混じって、遠くから車の音、汽車の音(決して電車ではなく)、校庭での子供の遊ぶ声や吹奏楽部の練習の音が一緒に聞こえてくる-を思い浮かべました。

そして後半のトゥランガリラ交響曲、難曲故に聴いていてヒヤッとする場面も何カ所かありましたが、井上氏の情熱的な指揮ぶりにオーケストラも凄まじい集中力で応じ、第5楽章「星たちの血の喜悦」や終曲では眩しいくらいに輝いていました。個人的には第6楽章「愛のまどろみの庭」での弦とピアノとオンド・マルトノが紡ぎ出す繊細なメロディが最も印象的でした。ピアノとオンド・マルトノは曲中で重要なアクセントを与えてくれて、時にオーケストラに溶け込み、時にオーケストラと対峙したりと縦横無尽に活躍していました。

最初に書いたように今回の演奏に際してオーケストラの配置が変更されていました。通常は指揮者の両側に扇型に弦楽器が広がり、その後ろに木管、金管、最後列に打楽器と続きますが、今回は管楽器を客席から見て右手に配し、打楽器を左手前方に持ってきて、残りを弦楽器に当てています(コントラバスが最後列)。舞台の大きさも考慮されていると思いますが、どの楽器の音もまず指揮者に向かうような形で、聴いていてどの楽器も上手く溶け合って客席に届き、一つのパートが突出するということはなかったです。特に金管は輝かしさと相応の重みを持ちながらも、他のパートを隠してしまう事がなかったので、オーケストラの上品な響きに一役買っていたと思います。

またこうして均一な音響で聴くことで、改めてメシアンが卓越したオルガニストであったことに気づかされたし、強弱の対比、総奏と少人数による演奏との対比、音色の変化、曲想が変わるときの間など、明らかにオルガン音楽的な部分にも気づかされました(曲想が変わるときの間や音色の変化はストップの操作を想起させるに十分です)。

近代から現代の音楽を聴く機会はそう多くないのが残念です、僕としては、マーラー以降の音楽、特にシェーンベルクヴェーベルンベルクは絶対に外せないし、マーラーと彼等の中間に位置するツェムリンスキーも実演で聴いてみたいです。今後の定期ではストラヴィンスキーの「春の祭典」やウォルトンの「ベルシャザールの饗宴」も組まれているのでとても楽しみです。

それにしても今回も客席の騒がしさには閉口しきり・・・どうして、素敵な音楽を共有しようという考えが浮かばないのか本当に不思議でなりません。バッグをごそごそいじる音や、パンフレットを落とす音がどれだけ広く響くのか、もう少し配慮して欲しいです。お金を払って見に来ているのだからなどという甘えは許せません、それは正確にはお金を払って恥をさらしに来るようなものです。

特に足音を立てて帰るというのは絶対に許されないです!あの音はステージ上にも絶対に届いてます、演奏者や作品に対するこれほどの非礼は他にありませんし、多くの人が本当に不愉快な思いをしたと思います!!演奏する側だけじゃなくて我々聴く側も、一緒に演奏会を成り立たせていると思うし、素敵な音楽に向かう気持ちは一緒のはずです。もう少し、その場に相応しい態度を考えるべきではないでしょうか。
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Author:Masahiko
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好きな音楽を中心に書いていこうと思います。仕事に追われている中でも美しいものに多く触れ、気分をリセットしたいです・・・多くの仲間を作り、出来ればコンサートなどで感動を共有したいです(^o^)

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