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九州交響楽団 第284回定期演奏会

指揮&ピアノ:渡邊一正
ヴァイオリン:豊嶋泰嗣

ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 作品47

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

まずは渡邊一正氏のピアノの弾き振りによるラプソディ・イン・ブルー、弾き振りということもあってかいつもに比べると少々固めの音色に感じたけど、冒頭のクラリネットを初めとする管楽器のソロはどれも瑞々しく、心底歌っていると感じました。渡邊氏のソロも表情豊かで、曲が進むにしたがっていつもの流れるように歌う九響のサウンドを満喫できました。

コンサートマスターの豊嶋泰嗣氏をソリストに迎えてのコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲、コルンゴルトの作品を実演で聴くのは初めてだったけど、終始華麗で甘美なメロディが展開するこの曲をソロ、オケ共に手堅くまとめていました。後年アメリカに渡って映画音楽の作曲で後世に影響を残しているコルンゴルトらしく、この曲も映画音楽で用いられた旋律を転用していますが、それ以上に作曲された当時でさえ「時代遅れ」と評された後期ロマン派風の華麗さが印象的でした。

休憩を挟んでのショスタコーヴィチの交響曲第5番は前半とは一転して辛口で緊張感に支配された演奏でしたが、非常に雄弁に語りかける演奏でした。20世紀のクラシック音楽の中でも最大のヒット曲で僕自身何百回と聴いてきた曲だけど、やはり実演でこそ、ショスタコーヴィチの音楽の凄味が伝わってきました・・・第一楽章冒頭の弦楽器による主題の提示から異様な緊張感に包まれて行くのを感じ、金管や打楽器が加わって築かれるクライマックスの破滅感は恐ろしささえ感じる程でした。第一楽章で提示された重々しさや緊張感はその後の全てを支配するほどで、表向き華麗に締めくくられるフィナーレでも、実際には緊張感をたたえたまま何かを訴え続けるようでした。ソビエトという芸術家にとっても過酷な環境の中で、常に国から求められる芸術のあり方と、自分の感じる芸術との葛藤を・・・

コンサートが終わったとでも、今夜感じた緊張感は放れる事がありません。普通に「素敵だった」と終わるよりもこうして何かを投げかけられた方が、いかに充実した音楽体験であるかを感じたコンサートでもありました。

けどどうしても言っておきたいことが一つ、今夜はこれまでのコンサートに比べて会場でのノイズがひどく感じました。こそこそ喋る声や、パンフレットやちらしをめくる音は思ったよりも大きく響くものです。もう一度、公共の場で多数の人と同じ時間を共有しているということを考えて欲しいものです。
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Masahiko

Author:Masahiko
生息地:福岡市
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好きな音楽を中心に書いていこうと思います。仕事に追われている中でも美しいものに多く触れ、気分をリセットしたいです・・・多くの仲間を作り、出来ればコンサートなどで感動を共有したいです(^o^)

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