Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://arzuluq.blog42.fc2.com/tb.php/127-b494dac6

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ

Reger.jpg
マックス・レーガー(1873~1916)

モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ 作品132

シュターツカペレ・ドレスデン
指揮:ハインツ・ボンガルツ

かいじゅう【晦渋】
表現が難しくて、何を言おうとしているのか、よく分からない様子。
                          (新明解国語辞典より)

レーガー(1873~1916)についてはまさにこの「晦渋」の言葉につきると思う人は多いと思います。のっけからこう言うのもなんだけど、僕も一頃よく聴いていたけど、とにかく頭の中を「?」が乱舞している状態で、この数年はろくに聴いていませんでした。

┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~   ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~   ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

音楽に対する印象が複雑そのもので、どこに焦点を合わせて聴けばよいのか皆目見当がつきませんでした。全体的にブラームスの素朴な重厚さ、ブルックナーの壮大さ、マーラーやリヒャルト・シュトラウスの豊かで華麗な旋律が混ざり合っているという印象ですが、その情報量があまりにも多く、なおかつある部分はブラームス風、またあるところではマーラー風と同じ曲の中でも印象が異なるのも、複雑だという印象を強める一因でした。

そんな中、7月の終わりに小倉の山野楽器で見つけた管弦楽作品のCDの中に入っていたのがこの曲です。この曲はレーガー晩年の1914年に書かれており、モーツァルトのピアノソナタ第11番の第一楽章の主題に基づいた8つの変奏が続き、最後に堂々としたフーガ(このフーガだけでたっぷり10分近くあります)で締めくくられます。

主題は木管と弦が交互に歌い交わすように提示され、その後の変奏でも主題はわりあいはっきりとした形で現れるけど、とにかく良く歌っていると言うのが第一印象で、それまでレーガーの曲を聴く上で複雑に感じていた所こそ、まさにレーガーを理解する鍵だと感じました。その素朴さも重厚さも饒舌さも、過去の偉大な先人の残した音楽の財産をある意味では現代的(20世紀前半のと言う意味で)に消化させた一例でしょう。特に最後を飾るフーガは圧巻、極めて充実した響きは心地よくさえもあり、最後に主題がトランペットで高らかに歌われる所の高揚感もとても印象的です。

旧東ドイツにおいて要職を歴任してきたハインツ・ボンガルツ(1894~1978)指揮による演奏はシュターツカペレ・ドレスデン独特の素朴で暖かい音色が印象的で、正攻法的なアプローチが実に豊かな世界を作り出しています。ちなみにこのボンガルツという指揮者、とにかく録音が少ないし当人に関する情報も非常に少ないですが、1946年からライプツィヒ音楽院の教授となり、1947年から1964年にかけてはドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の主席指揮者を務めていました。

このような感じでこのレーガーの管弦楽曲集のCDは旧東ドイツのオーケストラや指揮者による1960年代から80年代にかけての録音で、ヘルベルト・ブロムシュテットやハインツ・レーグナー、オトマール・スウィトナーといった日本でもなじみの深い指揮者による演奏もあります。
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://arzuluq.blog42.fc2.com/tb.php/127-b494dac6

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

コンサートの感想もツイッターに書き込んでます

プロフィール

Masahiko

Author:Masahiko
生息地:福岡市
出没地:音楽のあるところ(笑)

好きな音楽を中心に書いていこうと思います。仕事に追われている中でも美しいものに多く触れ、気分をリセットしたいです・・・多くの仲間を作り、出来ればコンサートなどで感動を共有したいです(^o^)

ランキングに参加しています

ブログランキング・にほんブログ村へ

クラシックブログ

にほんブログ村 クラシックブログへ

クラシック音楽鑑賞

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

クラシックCD鑑賞

にほんブログ村 クラシックブログ クラシックCD鑑賞へ

アクセスカウンター

オンラインカウンター

最近のトラックバック

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。