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ハウゼッガー:自然交響曲

Natursymphonie.jpg
ジークムント・フォン・ハウゼッガー(1872~1948)

自然交響曲

ケルン放送交響楽団、合唱団
指揮:アリ・ラシライネン

ジークムント・フォン・ハウゼッガー(Siegmund von Hausegger)は1872年にオーストリアのグラーツで生まれました。ジークムント本人の話によれば法律家で作家でもあった父親は「ワーグナーの偉大さを認め、彼の音楽と理想を普及させようとした」そうで、その影響を受け継いでか、後に作曲家としてワーグナーやリヒャルト・シュトラウスの影響を受けた音楽を残していますし、ワーグナーばりに自作の台本によるオペラも残していますが、第一次大戦後においてそのスタイルはもはや時代遅れとなり、次第に忘れ去られました。当時の批評の中には「彼の交響詩はワーグナーでいっぱいだ」というのも残っています。

指揮者としてのデビューは19歳の時に自作のミサ曲を指揮した時で、主にドイツとオーストリア、第一次世界大戦の後にはイギリスでも指揮活動を行っています。また彼はブルックナーの交響曲9番の原典版を指揮した最初の指揮者となり、それ以降のブルックナーの交響曲受容の流れを変えるきっかけとなっています。

その彼が31歳の時に作曲したのがこの自然交響曲で、4つの楽章よりなっているものの続けて演奏され、終楽章にはゲーテの詩をテキストとした合唱が加わります。曲は先に書いたようにワーグナーやリヒャルト・シュトラウスばりの雄弁さが目立ち、大規模なオーケストラ(3管編成の木管にホルン6、トランペット4、トロンボーン3、テューバ1、2奏者によるティンパニ含む打楽器、ハープ2、チェレスタ、オルガン、弦合奏)もいかにも20世紀初頭というロマン派終焉直前の爛熟ぶりを伝えているけど、一気に聴かせるだけの強い説得力も備わっています。ベートーヴェンの「第九」やマーラーの「復活」に通じる創造主を賛美する合唱は荘厳な雰囲気満点で、圧倒的な存在感を示しています。

cpoの看板指揮者で知られざる傑作を多数紹介しているラシライネンの指揮はどこをとっても実に素晴らしく、丁寧なアプローチで曲の持つ緊張感、雄大さを自然に表しています。こういう立派な演奏で聴くと、どうして今まで埋もれたままであったのか、本当に惜しく思います。

後期ロマン派の重厚で華麗な音楽が好きな人、合唱好きなひと必聴の一枚です。
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